電車のホームまた踏切にて発生する人身事故。
その数はなんと、年間500件を超えると言います。

2019年は特に発生件数が多いため、例年の数を大きく上回るかも…。

人身事故が発生してしまうと、数万人という多くの人の足を止めてしまいます。
人身事故が発生した場合、遺族が支払う賠償金は一体どのくらいなのでしょう。

今回は人身事故発生時に遺族が請求される賠償金額について紹介していきます。

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人身事故を起こした場合遺族は鉄道会社からの賠償金額はいくら請求される?

 

人身事故が発生すると、駅職員が警察、救急隊を事故発生現場に呼びます。
そして遺体回収、身元調査を含めた現場検証が行われると言います。

事故の程度によりますが、1時間場合によっては3時間もかかることも…。

身元が判明するとすぐに遺族へと連絡がいきます。
連絡を受けた遺族は絶望…。
家族がいきなり死んだとなると絶望するのは当然ですよね…。

多くの遺族が呆然とした中、葬儀を執り行うと言います。
そして数日後、鉄道会社から遺族へ連絡が行き、賠償金が請求されます。

人身事故が発生し、鉄道会社から実際に請求される賠償金の内訳はこちらです。

車両の損傷(修理代)
遅延による払戻金
清掃コスト
他の鉄道会社・バス会社に払う振替輸送代

このような内訳となります。

人身事故発生当時の混雑具合により賠償金額は左右されますが、賠償金額は合計で数百万円~1千万円が遺族に請求されると言います。

(朝・夕のピーク時と昼間の利用者が少ない時間帯で大きく異なるのだとか)

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お金が無くても遺族は支払い義務があるの?

 

遺族が人身事故を発生させ、賠償金を請求された場合。
多くの遺族が多額の賠償金を支払うお金を持っていないと言います。

人身事故で遺族が亡くなった場合、遺族は路頭に迷うしかないのでしょうか…。

実は、遺族は人身事故により鉄道会社より請求される賠償金を支払う義務はありません。しかしそのためには、ある措置を行う必要があります。

その措置とは、相続放棄です。

人身事故などによる損害賠償責務というのは、実は相続の対象となります。
つまり、遅延を引き起こした本人に発生する損害賠償はその相続を放棄すれば遺族に支払い義務はなくなるのです。

となれば、おそらく多くの方が相続を放棄することでしょう。

しかし、気になることが1つあります。
それは、相続を放棄することで人身事故を起こした本人が死んだことにより発生する生命保険を受け取ることができないのではないかということ。

相続を放棄するのであれば、生命保険を受け取れないのではないか…。

ですがそれについては心配ご無用とのこと。

相続を放棄したとしても、生命保険は受け取ることができると言います。

生命保険の保険金はすべて受取人、つまり遺族の財産とみなされます。
そのため、亡くなった本人の相続を放棄しても受け取ることができるのです。

鉄道会社が遺族を訴え裁判を起こすということもないため、多くの遺族が賠償金を支払うことはないと言います。

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鉄道会社からの損害賠償金額支払いについて義務はないという世間の認知と反応は?

人身事故が発生した場合、残された遺族が鉄道会社により請求される賠償金を支払う義務はないという事実について世間の人はどれほど認知しているのでしょうか。

世間の反応をTwitterにて調査してみました。

すると、人身事故が発生した場合、残された遺族が鉄道会社より請求される賠償金を支払わなければならないと思っている様子。

実は私も今回この記事を書くまで、賠償金は知らわなければならないものであると思っていました。

YouTubeチャンネル ヒューマンバグ大学でマンガとして取り上げられました

チャンネル登録者数48,6万人(2019年9月現在)
ヒューマンバグ大学は「人がバグってしまう瞬間」に注目した…ちょっとダークな教養チャンネルです。

マンガで見やすく一連の流れが分かる動画です。

まとめ

人身事故が発生したことで鉄道会社より遺族に請求される賠償金は支払う義務があるのかということについて今回は記事をまとめていきました。

相続を放棄することで、賠償金は支払わなくてもよいということでした。

この相続放棄ですが夫から妻、親から子だけではなく逆の場合でも適用されます。

遺族は一安心…、ではありますが、今回この事実が明らかになったことで、人身事故を起こすという人が増えないことを祈ります。

今回紹介した相続放棄の制度ですが、鉄道会社にとっては損しかありません。
近年の人身事故発生件数は異常なほど多いです。

このままでは鉄道会社が赤字になり経営できなくなる…なんて可能性も。

そうならないためにも、人身事故発生件数が減るといいのですが。
なにか解決策はないのでしょうか。

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